やまね工房 落合けいこ のブログです。

時々、網走店からも記事が投稿されます。商品についてのご質問などはお問合わせフォームをご利用下さい。

多くのみなさまに楽しんでいただけるように頑張ってみます!

 このブログを購読する!

メール購読することも出来ます。メールアドレスを入力し購読ボタンをクリックしてください:

配信: FeedBurner

やまね工房通信

1987年10月10日から1995年3月10日までのやまね工房通信です。

やまね工房 網走店


〒093-0000 北海道網走市湖の口(地図)
Tel 0152-44-6668  Fax 0152-44-7769
営業時間 9:30~16:30 (5~10月は9:00~17:30)定休日:毎週水曜日(年末年始はお休み)

Powered by Blogger

登録
投稿 [Atom]

2008年3月4日

デスクトップミュージアム

今回の展示はオープンガーデンを主体としたので、デスクトップミュージーアムの新作をいくつか並べた小品が多くなりました。箱の中のさとやまを一部ご紹介します。

作品名:フクロウとねずみたち

いろいろなねずみたち28個の箱の中にそれぞれさとやまに住むねずねたちのジオラマ、てっぺんにはふくろうが一羽・・・フクロウの食事のメニューとも言えるねずみたちは、さとやまの食物連鎖を支える大切な生き物です。


上の画像はねずみ達をズームしたものです。

作品名:カワネズミとヤマメ

カワネズミはじつは「ねずみ」ではなく、モグラなど食虫目の仲間で木の実ではなく魚や昆虫などを食べる肉食動物です。夜狩りをします。

作品名:ヒキガエルとミミズ

ヒキガエルは夜の庭で昆虫やミミズなどを食べます。庭の害虫も食べてくれるので我が家では大切にしています。苦手な人にはごめんなさい。コットンの生地で作って色を付けました。

作品名:コイ

うろこはキルティング、素材はシルク、白生地から作りました。

作品名:ウグイの婚姻色

魚は白い生地から作り、ヒレがたくさん
あるのでとても手間がかかります。集団での産卵はキルティングのレリーフでボリュームアップ。

ねずみのデスクトップミュージアムは、こちらで販売中です。

ラベル: ,

2008年1月23日

昨年末の大ヘマ

人生何が起きるかわからないもので、というか単なる不注意というか・・・暮れにかつてない大ヘマをしまして、傷を縫うやら骨折するやらという怪我をしました。

夜、普段利用しない駅で、電車の待ち時間にコンビニへ寄ろうとして、駆けだしたのが原因です。駅のロータリーを突っ切って駆けだしたとたん、足下低くに車止めロープ・・・しかも暗い色だった・・・があって、何が起こったかわからないうちに両足をすくわれ、空中へ・・・であろうことかあごから着地。救急病院のお世話になり、年末年始は悲惨なことに・・・しかし、奇跡的に手足はほぼ無傷でして、骨折もずれていなかったので今のところ手術は必要ないらしい。

そのかわり一年くらい様子を見て、途中でくっつかなかったら手術ってこともあるらしい・・・とほほです。いくつものありえそうもないことが重なって、事故って起きるんだなぁと。まあ要するに不注意なんですけど、とにかく気をつけろ!ということで。この程度で済んでよかったです。奇しくもその日は兄の命日でした。

そんなこんなで、年末の話題が今頃になってしまいました。

今年こそ、たくさんあるクリスマスローズのシーズンにお客さまをお招きしてオープンガーデンをやろう!と去年の夏の展示を終えてからずっと考えていたのでした。それで、ねずみたちの製作が一段落ついたら、庭の手入れをするぞーと張り切っていたのですが、年末のそんなことで結局ぼちぼちやることに・・・。


それでも年末のうちに大きな木の枝おろしや、通路の敷石など、職人さんに手伝ってもらって始めていたのです。そんな中、柿の木の下に卵を発見!ウズラの卵より少し大きくて白いやつ。



なんでこんなところに?とかなり疑問。この大きさだったらたぶんキジバトだよね~、彼らは真冬も繁殖するし・・・巣から落ちたのかな?と思って上の方を見たけど見あたらないし・・・予測出来る結論としては、
  1. 孵らなかった卵を親鳥がここに捨てた
  2. 巣に帰る時間がなくてここで卵を産んだ
  3. 親鳥でない何者かが食べようと思って卵を盗んだが、ここで落としてしまった、などなど。
しかし、真相はだれにもわからない・・・

一方、庭の片付けをしていて、ちょうどハシバミの木の下に積んであった材木をどかしたところ、その隙間から大量のハシバミの殻が・・・いつも収穫しようと思っているうちにみんな落っこちてしまい、気がつくと実の入っているのはたいていこのように別の誰かが収穫して、おいしくいただいてしまったあとです。

ハシバミは西洋ハシバミをヘーゼルナッツといって、もう少し大粒ですがお菓子の材料なんかによく使われるナッツです。うちにも大粒の西洋ハシバミを植えたのですが、そちらは枯れてしまって在来種だけが残りました。

ちなみに、この残骸を作ったのはたぶんアカネズミ。



毎日収穫しているのは感知していたので、一度観察してやろうと思っていたのですが、とうとう姿は確認しませんでした。ひょっとするとこのねずみをねらって、ときどきは裏山からフクロウも来ていたかもしれません。そして、夕暮れ時、炭焼き窯の横からちょろちょろと出て来た小さくて黒い影・・・おっアカネズミ、と思ったらそいつはひらひらと舞い上がって裏山へ飛んで行ってしまい、久しぶりに庭にやってきたミソサザイだと判明。ミソサザイは日本の鳥の中でももっとも小さく、春には大きないい声でさえずる地味な小鳥ですが、この頃あまり姿を見かけなくなり、久しぶりに会えてとてもうれしい夕暮れでした。

ラベル: ,

2007年11月30日

デスクトップミュージアム発売開始

来年はねずみ年、みなさんはねずみと言うと天井裏を走ったり都会のゴミ箱をあさる猫くらいはありそうなふてぶてしいやつらを想像されることが多いかと思います。

しかし、それはねずみの仲間のほんの一部。

人類は昔から畑の穀物や貯蔵した食物を失敬したり、病気を媒介したりする彼らと敵対することも多かったので、ねずみ嫌いのひともたくさんいるかもしれません・・・そういうひとたちにはちょっと申しわけないスーパーリアル系ねずみたち。


人と利害関係のあるねずみたちは家ねずみと呼ばれるドブネズミ、クマネズミ、ハツカネズミたちです。体の大きなドブネズミ、水辺が好きな彼らももとは野ネズミでした。彼らは実験動物のラットとして人類に貢献もしているし、マウスと呼ばれるハツカネズミも同じです。クマネズミたちは高所が得意で、ビルに侵入して電線をかじったり・・・

実はそのほかにも森が好きなヒメネズミやアカネズミ、草原に住むハタネズミや湿地が好きなその名もヤチネズミ(谷地ねずみ)、河原や田んぼが好きで小鳥のような巣を作るとっても小さいカヤネズミ、沖縄地方だけに住むトゲネズミや樹上生活をするケナガネズミなどなど様々なねずみたちがいます。

彼らは家ねずみに対して野ネズミとも言われ、人の生活圏に入ってくることもありますが、ほとんどが野山や水辺に住み、主に夜間に活動すること、また小さくて動きがすばやいために人の目にふれることはごくまれです。しかし、彼らは自然界において、とても重要な役割を担っています。

それは、多くの肉食ほ乳類、猛禽類の主要な獲物になることです。豊かな森や草原は、豊かなねずみ類を育て、彼らがキツネやテン、野生猫やフクロウ、ワシ、タカたちをはぐくむという食物連鎖の底辺。彼らの数が減れば、キツネやフクロウたちは生きてゆけないのです。そして、もしあなたが幸運にも森で生きて動いている彼らに出会ったなら、その美しさ、かわいらしさを忘れることは出来ないでしょう。野ねずみたちは「やまね」に負けず劣らず魅力的な、そんな生き物です。

一番小さいカヤネズミは尻尾も入れた全長が12㎝から15㎝くらい、体重は10グラム前後、一番大きなドブネズミでは全長が50㎝近く、体重は500グラムになるものもいるらしい・・・けれど。

デスクトップミュージアムへ戻る

ラベル:

2007年11月26日

新作「デスクトップミュージアム」 ~ここから森へ~

新しい作品のご紹介です。少し長文になります。

やまねをはじめとする定番ぬいぐるみたちは、もう20年近く、宇都宮の遠藤玩具製作所さんで作ってもらっている上、販売も網走店が一手に引き受けてくれているので、一部の定番ぬいぐるみ製作以外、わたしの仕事はこのところ展示用、または教材用の実にさまざまな生き物たちがメインになっています。


去年は仲間との5人展で、数種類の昆虫や魚を作りましたし、体重入りの鳥たちや実物大のイヌワシ、カラスが飛んでいるところ、コウテイペンギンやキウイの親子、ツキノワグマの手袋とマスク、あと猫展のためのリアルタイプ猫たちなどなど。(作品一覧はこちら

それらは展示や説明で何を表現するかというところから始まって、ジオラマに入れるスーパーリアルタイプや、触って感じる体重入りなど、それぞれの用途に合わせて一点ずつの製作になります。製作にはとても手間がかかり、ほとんどの工程をわたし一人でやるので、試行錯誤を重ねつつ、数量もたくさんは出来ません。それで、いままでそのような作品はほとんど販売するには至りませんでした。

しかし、来年の干支にからみ、ある動物園からの依頼で数種の日本産野生ねずみを作ることになり、今年の夏から企画している「デスクトップミュージアム」の第一弾として、ネズミたちのミニジオラマを発表することを思いつきました。小さな木箱の中に、一匹ずつのネズミと、庭で天寿を全うした花梨の木の枝、そして布で出来た木の葉など、小さな小さなジオラマが出来るセットを限定数量で販売いたします。


色も一匹ずつ手染めなので、お顔や色はそれぞれ違いますが、どれも今にも動き出しそうで、体重も実物の平均値に近い重さを入れています。ですから、普段は箱の中にいてもらって、たとえば教材として自然解説などにお使いいただくこともできます。自然解説にご使用の場合は、その環境にあわせて地元で採集された落ち葉や木の実、ネズミの食痕など、一緒にジオラマ展示されることも面白いと思います。



前面、バックはアクリル板など透明なので、窓辺に置いて屋外を借景にするもよし、プリントアウトした森の画像などをバックに貼り付けて、後ろからライトを当てるととても立体的に見えてまさにジオラマ。今回は、わたしが庭で撮った画像のプリントを一枚ずつセットにお入れしようと思います。どんな画像かはお楽しみに。

なお、やまね工房の作品なので、ネズミの仲間であるヤマネも今回特別参加です。お届けは12月中をめざして、でき次第のお届けとさせていただきます。


*現在、商品購入ページを作成しています。もう少々お待ち下さい。

ラベル:

2007年11月23日

カリンの木

この夏、あまりに暑かったせいか庭植えの木が何本か枯れました。
その中のトウカリン(唐花梨)はかれこれ30年は庭に居たのですがとうとう枯れてしまいました。


春の新芽がどうも弱々しく、なんだか情けない花が咲き、あれっと思っていたらそのうちふくらんできた実を付けたまま、立ち枯れしてしまったのです。そして立ち枯れた2本立ちの幹はそのまま夏を越し、遠くからでもそれが異様に見えるらしくご近所のかたに枯れ木があるね、と言われたり。これをそのまま置くわけにもゆかず、切らなくちゃと思っていたら・・・

去年一緒に展示したバードカービングの鈴木さんが、この木を切って使ってくれることになりました。花梨の木は材質が堅く、木彫りの材料に使えるのだそうです。そして、秋のある日、鈴木さんは愛用の大きなのこぎりを携えて、愛犬たち(うち一頭は我が家で生まれ、鈴木家で育ったココちゃん)と一緒に来てくれました。そうして、数時間、太い幹のところは作品の一部に・・・残った枝先は今作っているわたしの作品たちと一緒にデビューを待つことに・・・


わたしの今作っている作品というのは、干支のねずみたち。じつはまだ完成していないのですが、完成次第限定数でデビューを予定しています。スーパーリアルタイプの何種類かのねずみと、やまねを小さな箱に納めたデスクトップミュージアム。冬の一日、窓辺に置いてここから自然界にワープする、そんな感覚を楽しんでいただけたらいいな、と思いながら、鋭意(?)製作中です。

ラベル: