やまね工房 落合けいこ のブログです。

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やまね工房通信

1987年10月10日から1995年3月10日までのやまね工房通信です。

やまね工房 網走店


〒093-0000 北海道網走市湖の口(地図)
Tel 0152-44-6668  Fax 0152-44-7769
営業時間 9:30~16:30 (5~10月は9:00~17:30)定休日:毎週水曜日(年末年始はお休み)

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2008年9月7日

みなさまへ - 価格改定に関するお願い -

いつもやまね工房を応援してくださってありがとうございます。

やまね工房は、1985年に「日本の野生」シリーズのぬいぐるみを作り始め、それ以来20年余国内生産にこだわって製造、販売をして参りました。

その間、バブルの崩壊、また類似商品の氾濫、そして製造の現場が海外に・・・など様々な困難がありました。
そんな中、賛同してくれる工場、応援して下さるファンのみなさまを得てここまでやってこられたのは、もはや奇蹟とも言える今日この頃です。

しかし、製造をめぐる環境は悪化の一途で、もはや同様に国内生産しているところはほとんどありません。なぜかと言えば成り立たないからです。

手作り、という言葉。手で作る・・・と言ってもやまね工房のぬいぐるみたちはひとつひとつ手裁断、手縫いで作っているわけではありません。製作工程にあるように、生地をカットするときや、綿つめなど器械を使って一度に作る部分もあります。そして、縫製は主にミシンです。
けれど、材料の見極めや、裁断する生地の方向、製作工程のあらゆる部分には熟練した人の目や手が十分かけられています。そして仕上げについてはぬいぐるみのモデルたちのことも理解し、この仕事が好きで誇りを持っているひとたちの手で、一つずつ向き合いながら表情を付け、カットをし、色付けをします。

例えば海外で製造するとしても、工程としては大差ないと思います。そして、毎日その仕事をしているひとたちは熟練し、短時間で同一レベルのものを作る技術をもっていることでしょう。
でも、たぶんわたしたちの「やまね」や「ももんが」は、外国の工場では作れないと思います。
そんなふうに、毎日使う身近な道具や農産物まで、外国に作ってもらっていいのか?と思います。わたしたちの文化はどこに行っちゃうの?というかなり強い疑問です。

だから、いままで続けてきたのです。

しかし、残念ながら企業としては成り立っていないのが現状なので、ここへきての原材料や製造、販売にかかわるすべての費用に関わる値上がりを吸収して、価格を据え置くことは「不可能」という結論が出てしまいました。

もはや続けることは意地、のようなものですが、やめてしまえばぬいぐるみ「日本の野生」はなくなってしまうので、出来ることがあるうちは続けたいと思うのです。
そして、「出来ること」は不本意ながら価格の改定です。

そんなわけで、勝手ながら来る2008年10月1日より、ほとんどのぬいぐるみに対して価格改定をさせていただきます。

いつまで続けられるかはわかりませんが、コウノトリやアホウドリのように復活を夢見て、一日でも長くしぶとく製作を続けたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします!

やまね工房代表 落合けいこ

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2008年8月12日

ホントに暑いですね・・・

夏は暑くて当たり前・・・ですが、それにしても暑いこの頃。残暑お見舞い申し上げます。

北海道、オホーツク方面は今夏とても涼しいようで、夏の間丸ごと移転したいくらいですが・・・あまり涼しい夏というのも農作物には困ったもので。



とにかく極端なことです。7月までは雨ばかりで妙に気温が低く、日照も足りなかったので、夏野菜はちっとも育たず、8月になったら日照りでこれまた葉っぱが枯れるという悪条件。暑いの大好きなニガウリはようやく調子が出てきたものの、我が家の株はいまいち遅れ気味で夏ばて対策のゴーヤはお隣の収穫をおすそ分けいただいている状況です。

こんな暑ーい夏ですが、今年のセミたちはやっぱり少し変です。まず、6,7月が寒かったせいかいつも6月中に鳴くニイニイゼミやヒグラシがなかなか出てきませんでんでした。やっと出て来たと思ったら、もう7月半ば・・・8月には普通ミンミンゼミやアブラゼミと交代するのですが、今年は8月になっても特に早朝ヒグラシが必死で鳴いています。そして、ミンミンゼミが多く、アブラゼミは姿は見るのですが鳴いているのはいまひとつ元気がないみたいだし。

それに、いつもならお盆過ぎからお彼岸まで鳴くツクツクホウシが8月になったらすぐ庭で合唱しています。なんだか早いのは遅く、遅いのは早く出てきているみたい。そして、なんとなくみんな少しあせっている感じがします。気候がどう変わるかわからないから早いとこ出とこ、みたいな。

この暑いのに、海岸沿いの川面に赤とんぼが群れていたり、庭のエゴノキ(花はいっぱい咲いたけど、実は全然成っていない)に、いつも秋に来るヤマガラがすでにやって来たり・・・この暑さと雨の少なさから考えても、今年の山の実りはどうやらあまり良くなさそうな気がします。そして、いきものたちの動きを見れば、秋が早くやってきそうな気配もあります。お盆をひかえて墓参の帰り、付近の山里で「有害鳥獣駆除」のハンターたちを見かけました。今年も山のいきものたちにとって受難の秋にならなければいいけれど。ちょっと不安なこの頃です。

さて、草ぼうぼうの我が家の夏、定番の滞在者と珍しいお客さん話題をひとつ。

定番のほうはきらいな方には申しわけない・・・がま子ことヒキガエル。
今年は大きい倉庫と小さい倉庫の下にそれぞれ一匹ずつ2匹が滞在中。数年前に巨大な威風堂々とした「ヤマカガシ」がやってきて、家の周りにいた数匹の大きながま子たちは一度に姿を消してしまったのでしたが。そのとき難を逃れたちびすけたちが大きくなったのか、それともよそからやってきたのか。とにかく夏の庭の定番が帰ってきました。不在がなんとなく寂しく、製作したコットンのがま子とでっかい定番とを対面させたせらどうなるか、と思って・・・ちょっと暗いけど近くに置いてみました。



結果は~無視・・・だったけど。どちらもデカイ!


もうひとつ、珍しいお客さんのほうは「玉虫」。



以前は夏に裏庭の紅葉の木に飛んでくるのをたまに見かけたものでしたが、ここ20年くらいはほとんど見かけなかった極美の昆虫。耳の近くでブ~ンという大きな羽音を聞き、えっスズメバチ?と固まったところ、ちらっと見えた極彩色の金属光沢にタマムシ!と直感しました。地上2メートルくらいのところに舞い降りたのを確認して、そっと手で掴み、しばし強制的にご招待して画像に納めさせていただきました。お腹の側も極彩色金属光沢。どうしてこんな彩りになったのか、見れば見るほど不思議。



スズメバチの羽音、で気がついたのですが、今年は蜂がとても少ないように思います。刺されて痛いのはいやだけど、蜂が少ないと実りが少なかったり、肉食の連中がとってくれる害虫が増えたり、やっぱりバランスが崩れちゃうんですよね。蜂にとっても暑すぎるんだろうか?それとも前半の寒さが効いたのか??エゴの実が少ないのもそのせいかもね。今年はスダチもほとんど成ってないし。急な秋に備えて、パンジーの種蒔き準備もしなくちゃね、と長期予報の残暑が長いっていうのとどっちが当たるかしら・・・なんて悩みつつ。猛暑にも少し慣れてきたこの夏です。

そうそう、昨日久しぶりにヤマアカガエルのちびを見ました。たぶん去年生まれのおたまが育ったものです。元気そうで安心しました。今年のももうちびちびガエルになっているはずですが、今年はおたま池の水も減ってしまい、草某々でしばらくおたま池へはご無沙汰です。

まとまった雨が降ったら、スタッフのKさんに分けてもらったメダカを分散放流しようかと考えています。

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2008年7月16日

やまねが帰ってきた話


最近経験した不思議な偶然のお話をひとつ・・・

先日、去年の展示にいらして下さったお客さまからメールをいただきました。
それは新刊の怪談専門誌にやまね工房のやまねが載っている・・・というものでした。その方が見つけて下さってお知らせいただいたのです。それは、こういうお話でした。

「山の怪談」特集の中で、作家の安曇潤平さんという方の対談でのお話。その作家さんはやまねのぬいぐるみを山行きのパートナーとして(名前も付けていただいているらしい)、甲斐駒ヶ岳に連れて行かれたらしいのですが、どうもそこで落としてしまったみたいなのです。ちなみにやまねやももんがはご購入いただいてすぐに連れ歩き、逃がしてしまわれる方はときどきいらっしゃるようで、ご帰宅ののち再度ご購入いただくことがたまにあります。で、見つからないまま帰宅されたのですが、その後会社帰りに近所のスーパー銭湯駐車場に落ちていた・・・というもの。

このお話だけでも偶然なのですが、それから一週間くらいの間に網走に見えたお客さんからこんなお話しを聞きました。

その方は子供たちを野外に連れて行く自然観察のお手伝いをされているらしいのですが、そういうとき、やはりやまねのぬいぐるみをいつも連れて行ってくれているそうです。そしてあるとき、やはり野外でそれを落としてしまい相当探して下さったらしいのですがそのときは見つからず、あきらめて帰ってきたとのこと。

そして後日、また同じ場所に行く機会があって、そのときに連れて行った子供たちのうちのだれかが「これな~に」と拾ってきたのがなくしたやまねだったと。それはまあ、同じ場所だしありえる話ではあるのですが、時間の経過やいろいろな条件を考えると同じ人のところに戻ってくるというのは不思議~。

そもそもやまねは背中の筋のせいか、落ち葉の中に置くとたちまち同化して見えなくなってしまうのです。


ほんもののやまねとかなり近い色、形をしているので当たり前かもしれませんが、いつか型録絵本の裏表紙になっている写真を清里で撮ってもらったとき、何気なく落ち葉の中に置いたらすぐに見えなくなってしまいあわてた覚えがあります。何か印を置かないと見失ってしまうのです。保護色ってすごいなあ、とつくづく思いました。

だから、山道で落としたら探すのは至難の業です。山に連れて行って下さる方は、派手な色の「印」をつけられることをおすすめします。そうしないと、彼らはすぐに逃げちゃいますからね。でも、そうしていったんは山に帰ったやまねが、またもとの持ち主のところに自分で帰る、ということもあるわけです?彼らはその間に何を見て、どんな経験をしたのでしょう・・・「怪談」のネタになるくらい、考えたらちょっと「恐い」お話かもしれませんが、なんだかかわいい感じもしますよね、「座敷童」みたいで。

ほとんど同時にやってきた、やまねが帰ってきた2つのお話、偶然にしては出来すぎているようでちょっと恐い、夏の夜にふさわしい話題かもしれません。

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2008年6月17日

今月のメッセージ

気がつけば6月、早めの梅雨入りで雨模様の日が続いています。



今月で今年も半分が過ぎようというところ。12月の終わりに不注意から怪我をして、年度末の仕事を片付けながらの自宅展示とオープンガーデン。後片付けも満足に出来ないうちに花のシーズンがどどっと来て、パンジー、ビオラ、クリスマスローズの交配から種採り・・・その他の野暮用をこなしている内にいつのまにか半年が終わりそうです。

気が多い、というか欲が深い?というか・・・かねてから始めたいと思っていた習い事を、4月から一度に二つ始めてみたり。本当は年始めからの予定だったのですが、怪我により4月からに延期したのでした。というか、もう少し余裕が出来てから始めようと思っていたこれらのこと、去年の体調の悪さやいろいろなことを考えているうちにやろうと思ったときにやっておかないと出来なくなっちゃうかも・・・で、思い切って始めることにしたのでした。



実際には様々な用事と重なったりしてパーフェクトには出来ないけど、とてもいい気分転換になるし、とりあえず始めたことは大きな一歩だったなぁ、という感想。時間をやりくりして続けていけば、きっといずれやっていてよかったと思えるときが来る、とそんな気がします。

そんなこんなで~ほとんど言い訳ですが・・・展示とオープンガーデンのご報告もきちんとしないままずるずると日にちが過ぎてしまったのでした。花たちも開花がベストな状態のときにもっといろいろご紹介しようと思いながら、種採りの記録で手一杯、気がついたら春は通り過ぎて初夏の爽やかさもないままに梅雨入りしていた・・・とほほです。



年々感じることですが、「温暖化」でひとくくりには出来ないものの、今までの四季の移ろいのとおりではない気象状況が、植物と身近にかかわるものにとっては本当に脅威です。今年の夏ははたしてどんな夏になるのやら、全く予測がつかない今日この頃。同じ予測がつかないことでも、期待を含んだものならばわくわくしたりスリルがあったり、それなりに楽しめると思うんですけどね。そんなふうだから、近頃は渡り鳥とか蝶々とか、季節の変わり目に現れるいつもの連中にことさら親しみを感じています。

書きかけの文章を数日放置している間に、東北地方で大きな地震がありました。天災は忘れた頃にやってくる、とよく言いますが、このごろあちこちで洪水や地震などあって忘れる間がないくらいです。とはいえ、日本では近いうちに起きる可能性が高いと言われている場所では沈黙が続き、なぜか過疎が進んでいる地方の山間部に続いて起きているようです。

そういう場所ではお年寄りが多く、先祖代々の田畑をかろうじて維持しているというと言う現状。周りの環境整備も十分に出来ないまま、大きな災害に遭ってはたぶんそれを復興する気力も体力も残ってはおられないだろうと推測できます。人の手が入らない人工林や、自然の流れに逆らったダムや堰、そんなものが山間部の災害に拍車をかけているような・・・そして、かろうじて残っていたお年寄りたちが住めなくなって、残るのは荒れ果てた森や林。川と呼べないような流れ。それは流れ下って海を汚す。

もしかしたら、これはたくさんの時間が解決してくれることかもしれないけれど、たぶん今、ものすごくバランスがくずれているんだと思います。



さて、報告をひとつ。前回の展示のときに、過去の作品サンプルや半端ものを任意の価格で提供させていただき、そのお金をなにか生き物たちに役立てたいな、ということで箱を用意しました。展示が終わって、さあ、これをどうしよう・・・とさんざん悩み(自然保護団体とは色々お付き合いがあるものの、これといって絞れず・・・)、最終的にモデル動物にゆかりがあると思われるNPO法人どうぶつたちの病院に少しだけですが送らせてもらいました。

金額は11785円、これにちょっと足して15000円にしました。ここでは沖縄のヤンバルクイナをはじめとしてツシマヤマネコやアカガシラバトなどのためのプロジェクトを行っています。生き物をめぐるいろいろな環境は、良くなることは少なくて、悪くなることのほうが多いのですが、これらのためにがんばってくれている人々や、アホウドリ、コウノトリ、トキなど、野生復帰の道を歩み始めた明るい兆しもほんの少し見えてきました。

悪いことばかりではなくて、明るい未来にも目を向けていきたいですね。


下の写真は、オープンガーデン後の庭の様子、ダイジェストです。


パンジーたち


植え込み


コンテナガーデン


ピンクスイセン


ニューフェィス

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2008年6月7日

不思議なメッセージ

アサギマダラという蝶がいます。

茶色と黒の縁取りが、大きなうす水色の模様を取り囲むステンドグラスみたいな羽。やや大振りで、ひらひらとした独特の飛翔。長距離を旅することでも知られています。地域によっては比較的よく見られるらしいのですが、当地では割合珍しい蝶です。


アサギマダラ

長距離移動の中休みか、出発する前の鋭気静養中か、とにかく今頃の季節、ここ数年毎年庭を訪れるアサギマダラ。それもたった1羽だけ。決まった場所に数日止まり、近づくと飛び立つもののまた戻ってくる・・・なぜか毎年同じ行動です。最初にそれを見たのは、我が家で生まれ、8ヶ月半の短い命だった犬のテディが天国へ行った翌年。

玄関先で遊ぶ兄弟犬のまわりをひらひら、ひらひら飛ぶので、あ、テディが帰ってきた・・・と思ったものです。以来3年、毎年見かける1羽のアサギマダラ、今年もテディが帰ってきた。しかも、今朝はると庭に出たらそのアサギマダラと1羽のクロアゲハが一緒に飛んで来たのです。去年のはじめ、テディの母であるデイジーも天国へ~今年は一緒に帰って来たのかな?毎年、お盆の頃に家の中に入ってくる大きなオニヤンマ。それはいつからか我が家では亡くなった伯父になぞらえられています。

お盆だねぇ、伯父ちゃんが来たよ、と。不思議とそのころ、一匹の大きなオニヤンマが家に入ってきて、家の中でホバリング(空中で羽ばたきながら停空すること)したあと、すうっと出て行くというのが、一回くらいあるのです。オニヤンマにしてみれば、ハエか何か餌になるものを探してたまたま家に迷い込むだけなのでしょうけれど、ちょうどお盆の頃なのでそんな風に考えちゃうんでしょうね。

けれど、たいていは一度きりのことなのでなかなか不思議な感じがします。

古来、目に見えない自然現象や亡くなった人たちの世界など、人の想像力の中の世界、または人が失ってしまった見えないものを感じる力、を伝える役目を鳥や空を飛ぶ昆虫に託すということは自然なことかもしれません。

どこからともなく、自由にやって来る彼らには、なんの目的も法則もないと思われるのに、じつは人の想像力をはるかに越えた何かの仕組みや、壮大な目的があるのかもしれない。SF小説がひとつ書けそうな感じですね。

昔の人たちも、決まった季節にやってくる彼らとほんのわずか交信して、記憶の中を懐かしむということがあったのだろうなぁと想像すると、人という生き物が少しいとおしく感じます。近頃の日本や世界のニュースを見ていると、「全く、人間ってやつは!」ということが多すぎて・・・ちょっときらいになりそうだったけど。

関連する記事

今月の作品はちょっと個人的なものです

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2008年3月4日

今月のメッセージ

寒かった2月、雨も少なくてとうとうヒヨドリがブロッコリーの葉を食べはじめ、霜柱が一日溶けない日々・・・その2月も終わり頃になって、ようやくやって来た春のような日。

そして今年になってはじめて、暖かい雨が降った3月3日、とうとうヤマアカガエルが産卵しました。2月中、いつもなら産卵も終わり、1月から鳴き声が聞こえるのに沈黙したままの池もどき。今年は池もどきがカエルに見捨てられ、産卵は無しかなぁとあきらめかけていたところでした。例年、寒さの中にも2月になると、妙に暖かい雨の降る日が何日かはあるのに、今年は週末ごとに雪が降り、池もどきの表面も凍りつく日が続きました。雨が少なくて水かさが減ってしまったせいもあったのでしょう。


待ちかねたように、暖かい雨の夜、いきなり複数のヤマアカガエルの声が聞こえたと思ったら、翌朝しっかり産み立ての卵がもこもこ水中に。♂のカエルは昼間から水面に浮いて、卵を守るようにときどき「ココココッ」と鳴いています。植物たちが春を告げるように開花しても、カエルの産卵がないとなんだか忘れ物をしたようで、我が家には春がやって来ないみたいです。これでようやく安心しました。




節分草もスノードロップも、去年の暑さのせいか数が減ってしまい、花も今ひとつ・・・オープンガーデンの主役、クリスマスローズたちもようやく開花しはじめたものの、やはり花の数が去年より少し少ないようです。しかし、寒さのせいか色の出方は近年にない発色で、とてもきれいです。クロッカスやマンサクも例年より開花が2週間ほど遅れました。

オープンガーデンのこともあって、遅い開花に気をもみましたが、まだまだつぼみもあるこの頃、春の花を長く楽しめる今年の寒さは、考えようによってはラッキーかもしれません。ここ数日、シジュウカラやイカルがさえずりはじめ、冬鳥のツグミやジョウビタキも旅支度を考えてかちょっと落ち着かないようです。しばらくは、遅れてやって来た春を存分に楽しみたいと思う今日この頃です。

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2008年2月11日

今月のメッセージ

久しぶりにお日様のお出まし・・・(これは、2月9日のお話しなのです)

去年は今頃妙に暖かくて、1月中具合の悪かった犬と早朝から外に出ても、霜も降りずに過ごしやすかったのに、今年は冷たい雨や雪が多いです。晴れた日はびっしりと霜が降り、厚い霜柱が日陰では一日中そのままだったりして。そんな朝、庭に植え込んだパンジーたちは葉も花もぐったりとしおれて変色しています。あーあ、こんなになっちゃって・・・触ってみても何か凍っちゃってるみたいで・・・。

ところが、陽当たりの悪い我が家の庭も、2月になると午前中のやや遅い時間にはお日様がちょこっと当たってくれます。するとどうでしょう!しおしおだった葉っぱはもとの緑に戻り、うなだれていた花茎もしゃきっと元に戻っているではありませんか。植物ってすごいですね。ほとんど陽の当たらない「蕗畑」?(植えた訳ではないが、勝手に広がった)のあちこちに、気がつけばふきのとうがぽちぽち顔を出しています。

寒いから遅いのかなぁと思っていたのですが、今年はクリスマスローズたちも目覚めが早いようで、暖かければいいというものでもないみたいです。寒さを越えて春に花を咲かせる植物たちは、秋から冬にきちんと寒くないとちゃんと目覚めることが出来ないと聞きました。

今年は年明けから結構寒かったし、雨や水分の多い雪も適当に降ったので寝覚めがいいのかもしれませんね。紅葉も、きちんと寒くないと鮮やかな色が出ないと言いますが、今年の花たちは気のせいか色が鮮やかに感じられます。この季節、陽射しが暖かい穏やかな日にはびっくりするほど新芽が伸びますが、寒い日が続くと何日でもそのまま・・・成長を止めて待つのです。ちょっとじれったいけど少しずつ近づいて来る春を楽しめる一番いい季節かもしれませんね。もっともそれは気候温暖な伊豆地方のこと。雪の中でぐっすり眠っている春が目覚めるのはまだまだ先、という地方もある、日本って細長いんだなぁと実感する季節でもあります。

アカガエルの産卵前線もそろそろこの辺りに到着の予定なのですが、今年はまだヤマアカガエルの声を聞いていません。去年の夏、猛暑の中で当歳の子ガエルを1匹も見なかったのが、ちょっと気になるこの頃です。

お日様にさそわれて、庭仕事の片付けをしていたお昼前のこと、猟犬の独特な鳴き声が裏山から聞こえてきました。どうやらイノシシ狩りをしているようです。声の様子からそんなに遠くはなさそうです。そして間もなく、パンという銃声が2回、聞こえました。今は猟期、ここ数年で畑を荒らすようになったイノシシのこと。狩猟で捕らえ、肉をいただくということは、ある意味で必要かとも思われますが、住宅地のすぐ近くで・・・イノシシが命を落としたと思うと、何だかとても複雑な感じがしました。

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2008年1月25日

整理整頓!

去年のはじめ、身の回りの整理整頓をする、というのをテーマに仕事場の床を張り替え、同時に書類整理や製作材料の整理など、仕事を始めた頃の初心にもどりもう一度原点から考えようと「お片付け」に手を付けたところ・・・これが途中夏の暑さやらで中断したものの、止まらなくなり、自分の身の回りから庭の端まで、片付けるところが山のよう。で、庭については仕事を始めたときに建ててもらった六畳ワンルームのプレハブ小屋が、あちこち場所を変えながら物置兼冬場の寒がり植物のための保護室となっていたのをこの夏とうとう撤去しました。

それで、温室が必要なほどの植物は手に入れないことにしているわたしですが、霜に当たると傷むような、冬場にちょっと保護が必要な植物たちのために簡単なビニールハウスを作る計画を立てました。予算とのかねあいでそれは年末の12月、ようやく完成となりまして、中には南アフリカ出身の球根たちや、休眠中のブーゲンビレア、シンビジュームなどの寒さに強い蘭たち、そして一部にはレタスやルッコラ(ロケットともいうハーブ野菜)の種も播いてみました。プレハブ小屋の撤去にともない、雨水タンクとこの簡易ビニールハウスのための基礎(約30㎝掘り下げてもらった)、そしてこの掘った土を盛り上げて、その場所は菜園に。

簡易ビニールハウス・金属パイプとビニールトタン、農業用ビニールの二重張りで作りました

ビニールハウスの住人、ラケナリア・ヴィリディフロラ・・・透明感のあるブルーグリーンが好き

ヒヤシンスの仲間で真冬に咲き、とても良い香りを持つ・・・この手のマイナーな球根類は和名が付いていなくて、たいてい学名のカタカナ読み、なのでこの頃すぐ忘れてしまう。ちなみに学名は発見した人の名前とか、その植物の色やかたちにちなむことが多く、ヴィリディフロラは「緑色の花の、という意味らしい」

新しく植えた銘柄イチゴとまわりにあるのはオキザリス・セルヌア・・・カタバミの仲間で、園芸植物として植えたが、勝手に好きなところに広がっている。この手の植物は帰化植物としてはびこる危険があり。

夏にはニガウリを育て、ふちのところには前からあったイチゴの苗に加えて、銘柄イチゴの苗を追加して植えて見ました。去年のイチゴはほとんどナメクジに食べられてしまい、残念だったのですが、今年はなんとかナメクジに負けないように収穫したいと思います。去年は冬が暖かかったせいか、真冬のうちからパンジーの花びらをナメクジが食べ、異常にナメクジの多い年でした。これも温暖化かなぁ。

菜園本体には、今年はいつものブロッコリーではなく、枝別れする「ステッィクセニョール」という種類を、ニガウリのあったところにはスナックエンドウの種を播いてみました。

だいぶ大きくなった売れ残りのブロッコリー「スティックセニョール」

庭、といっても夏の間草むしりをさぼり、段差があって裏山と崖でつながっている原っぱみたいな我が家の空き地。オープンガーデンに向けて、踏み石を配置したり、大きな枝をおろして日当たりを良くしたり、夏の間から職人さんに手伝ってもらって少しずつ手を入れ、この頃は少しだけ庭っぽくなってきました。

いままでに種を播いたり球根を植えたり、鳥がやって来て種蒔きをしてくれたり・・・で植物の種類は増え続け、数えたことはないけれどたくさんの種類の植物が毎年花を咲かせてくれます。一番早いのはロウバイや椿で、年内からお正月、椿は春ーまで様々な種類が咲き、花木ではマンサクや沈丁花、木蓮やこぶし、梅やスモモがこれに続き、地面には節分草や雪割草、スノードロップやヒヤシンス、そして様々な種類のスイセンやクリスマスローズ、チューリップやアイリスの原種たち。エンレイソウやイカリソウなどなど・・・これからの季節はそれらの芽が地面からのぞいたり、気がついたらもう花を開いていたり、楽しみの多いときです。寒さの中、日射しも少しだけ伸びて暖かな光の中、みなさんにも少しだけおすそ分け出来たらいいな、とオープンガーデンに向けて、さらにお片付け、整理整頓の毎日です。

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2008年1月23日

昨年末の大ヘマ

人生何が起きるかわからないもので、というか単なる不注意というか・・・暮れにかつてない大ヘマをしまして、傷を縫うやら骨折するやらという怪我をしました。

夜、普段利用しない駅で、電車の待ち時間にコンビニへ寄ろうとして、駆けだしたのが原因です。駅のロータリーを突っ切って駆けだしたとたん、足下低くに車止めロープ・・・しかも暗い色だった・・・があって、何が起こったかわからないうちに両足をすくわれ、空中へ・・・であろうことかあごから着地。救急病院のお世話になり、年末年始は悲惨なことに・・・しかし、奇跡的に手足はほぼ無傷でして、骨折もずれていなかったので今のところ手術は必要ないらしい。

そのかわり一年くらい様子を見て、途中でくっつかなかったら手術ってこともあるらしい・・・とほほです。いくつものありえそうもないことが重なって、事故って起きるんだなぁと。まあ要するに不注意なんですけど、とにかく気をつけろ!ということで。この程度で済んでよかったです。奇しくもその日は兄の命日でした。

そんなこんなで、年末の話題が今頃になってしまいました。

今年こそ、たくさんあるクリスマスローズのシーズンにお客さまをお招きしてオープンガーデンをやろう!と去年の夏の展示を終えてからずっと考えていたのでした。それで、ねずみたちの製作が一段落ついたら、庭の手入れをするぞーと張り切っていたのですが、年末のそんなことで結局ぼちぼちやることに・・・。


それでも年末のうちに大きな木の枝おろしや、通路の敷石など、職人さんに手伝ってもらって始めていたのです。そんな中、柿の木の下に卵を発見!ウズラの卵より少し大きくて白いやつ。



なんでこんなところに?とかなり疑問。この大きさだったらたぶんキジバトだよね~、彼らは真冬も繁殖するし・・・巣から落ちたのかな?と思って上の方を見たけど見あたらないし・・・予測出来る結論としては、
  1. 孵らなかった卵を親鳥がここに捨てた
  2. 巣に帰る時間がなくてここで卵を産んだ
  3. 親鳥でない何者かが食べようと思って卵を盗んだが、ここで落としてしまった、などなど。
しかし、真相はだれにもわからない・・・

一方、庭の片付けをしていて、ちょうどハシバミの木の下に積んであった材木をどかしたところ、その隙間から大量のハシバミの殻が・・・いつも収穫しようと思っているうちにみんな落っこちてしまい、気がつくと実の入っているのはたいていこのように別の誰かが収穫して、おいしくいただいてしまったあとです。

ハシバミは西洋ハシバミをヘーゼルナッツといって、もう少し大粒ですがお菓子の材料なんかによく使われるナッツです。うちにも大粒の西洋ハシバミを植えたのですが、そちらは枯れてしまって在来種だけが残りました。

ちなみに、この残骸を作ったのはたぶんアカネズミ。



毎日収穫しているのは感知していたので、一度観察してやろうと思っていたのですが、とうとう姿は確認しませんでした。ひょっとするとこのねずみをねらって、ときどきは裏山からフクロウも来ていたかもしれません。そして、夕暮れ時、炭焼き窯の横からちょろちょろと出て来た小さくて黒い影・・・おっアカネズミ、と思ったらそいつはひらひらと舞い上がって裏山へ飛んで行ってしまい、久しぶりに庭にやってきたミソサザイだと判明。ミソサザイは日本の鳥の中でももっとも小さく、春には大きないい声でさえずる地味な小鳥ですが、この頃あまり姿を見かけなくなり、久しぶりに会えてとてもうれしい夕暮れでした。

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2008年1月4日

あけましておめでとうございます



なんだか世の中も自分も、いろいろなことがあった2007年でした。
旧暦ではまだ年が改まっていませんが、冬至も過ぎてこれからは少しずつ日照時間も長くなります。園芸家にとっては、春を待つすばらしい季節。今年はいろいろなことがバランスを取り戻して、気持ちのいい一年になるといいな。結局なにかを変えようと思っても、地道に石を一つずつ積み重ねるような毎日を繰り返すことでしか変えられないのかもしれません。

気を取り直して、地道に育てたオリジナルのパンジー、ビオラたち、そしてクリスマスローズのいろいろ、ちょうど花時を迎えた彼らを、庭というのにはちょっと恥ずかしい工房裏のスペースにたくさん並べ・・・みなさんをお招きしようかと考えています。パンジー、ビオラは、九州の園芸家・川越氏よりいただいた品種をもとに、自分で交配したオリジナル。



市販の品種にはない花色やかたちで、中間色や豪華なセミダブルなど、みなさんにご覧頂きたいものばかりです。クリスマスローズも、様々な花色の原種からハイブリッドまで、我が家で生まれたこどもたちもたくさん育っています。



それから、今年の干支、ねずみをはじめとしたデスクトップミュージアムの作品、やまね工房・いつもの仲間も。それぞれ販売もいたします。
まだちょっと寒い季節ですが、花の色も鮮やかに、気の早い春をお目にかけたいと思っています。うるさい2頭(はる・ガイ・フラッティーズ)もお待ちしています。

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2007年11月20日

ムカゴ・・・ってご存じですか?

ムカゴ・・・ってご存じでしょうか。
山芋の蔓に秋になるとこれがいっぱい着いて、そのうちぱらぱらと地面に落ち、やがてこれが発芽して新しい山芋の蔓になる、という言わばクローンのような小さな芋です。


山芋ってば、金色のかさかさした飾りのような実もたくさん付けて、種もたくさん飛ばすくせに、自分の周りにもいっぱいクローンをまいてどんどん蔓をはびこらせるインベーダーみたいなやつなのです。

気がつくと植木鉢の中や、垣根にも・・・あちこち山芋の蔓だらけになっちゃうのです。しかし、これがあのイノシシの大好物。

とても栄養があって、かつては里山の恵みとして秋には人々の胃袋にも収まった、生き物にとっては大切な植物なのですが、これも近年は野山が荒れてなかなか大きな芋にはお目にかかれない、ということらしい・・・
このムカゴ、小さな芋だけあって、たくさん集めればムカゴご飯にもなるし、いくつかまとめて衣に合わせ、天ぷらも美味でございます。
上の写真は、やまね工房のうり坊=いのししの子です!

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2007年11月19日

今月のメッセージ

またもや椿の季節が巡って来ました。



この夏はあまりに暑かったため、秋、冬がちゃんとやって来るか心配になったものです。各地で紅葉前線や初雪などが伝えられる中、当地(熱海市)ではもみじはまだうっすら色が変わりかけた程度・・・例年12月も半ばを越えた頃に見頃を迎えるので、まあ平年並みというところでしょうか。

犬の散歩に出かけると、山の緑は少しあせた程度、栗やどんぐりも今年は豊作だったようですが、そろそろ木の実の季節も終わって、冬鳥たちの姿が目立つ頃でしょうか。相変わらず、ヤマガラたちは毎日のように庭に来るのですが、もう蓄えのエゴの実をつまんでいるのでしょうか。



そのほか、シジュウカラやエナガ、メジロやコゲラも混じるにぎやかな集団が、毎日のように庭を通り過ぎて反対側の山に通っています。この季節、もみじだけでなく、草の葉が思いがけず紅葉していたり、柿の葉も夕陽色だったりして風の吹いた翌朝など楽しいものです。そろそろ木枯らしが吹いて、裏山の木の葉が雨のように降ってくると、落ち葉を踏むのもなんとなく楽しいですよね。犬たちも、なぜか落ち葉を踏むのは好きらしく、落ち葉の山に突進したりして遊びます。

ちょっと寒いけれど、空気が澄んできりっとするこれからの季節、暖かい日だまりもいいし、冷たい風も・・・冬の準備を終えて春を待つ、つかの間の一息に暖かいお茶でも・・・そんな気になるこの頃です。

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2007年10月25日

今月のメッセージ

朝晩冷え込む季節になりました。


そろそろ木枯らしも吹いて、山から落ち葉が降りてきます。今年は栗やドングリなど、野山の実りが去年よりはずっと豊かなようで、風の吹いたあとなどに犬たちの散歩コースで恩恵に与ったりしています。

山の栗の実は市販のものに比べると三分の一くらいしかなく、美味しそうに見えないせいか、最近では落ちていても拾う人は少ないようですが、これが食べてみるととても美味しいのです。


生で食べても甘みがありますが、茹でて皮を剥くところりとした黄色い紛質の実が出てきて、ほくほくと甘く、まずハズレがありません。以前はよく、山歩きのおみやげとして拾ったりしたものですが、近頃はそんな里山も手入れをする人がなく、下草が生い茂って歩く道さえない有様です。

そして、そんな薮の中をイノシシが歩いていたり・・・彼らはそこから出て、人の生活エリアまで足を伸ばしたりするわけです。

我が家の裏山にいたイノシシたちは、去年の夏以降、すっかり「駆除」されたらしく気配がありませんが、人家のない向山にはまだイノシシたちが生活しているようです。先日、山栗の落ちる山の中の散歩コースを久しぶりに歩いたら、あちこちに彼らの痕跡が残されていました。

しかし、雑木が茂り、陽の当たる林は少ししかなくて、急な斜面のほとんどは植林された杉や檜。しかもそれは長年放置されていて立ち枯れも多く、夏の台風の影響か、枯れた下枝がむき出しの茶色い地面に散乱していました。表土が無い地面は、雨が降れば斜面ごと川のようになり、さらに地面を掘り下げて立ち枯れの木をうみます。こんなところにはイノシシは住めないな、と思いました。それどころか、大雨が降れば崩れて災害が起こる、危ない山林が、いま日本中にたくさんあるんだなぁと実感してしまいました。



毎日見ているすぐ裏山の出来事ですが、普段の生活の中では見たり知ったりする機会はほとんどありません。自分の目で見ると、すごい説得力なんですけどね。放置された植林の林が、雑木林になったらいいんですげどね・・・人にもイノシシにも・・・

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2007年9月18日

今月のメッセージ

あまりにも暑い8月が終わり、9月に入ったら、少しは涼しくなるかと期待していました。