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| ●1988.10.20 やまね工房通信 No.11 | |
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| 9月のおわりから、少しばかりお休みをもらって秋の森を歩いてきました。 北の森は少し色づいて、実りの季節を迎えています。なかでも気の早いヤマブドウは、もう真紅に衣替えを済ませ、まだ緑の残る山々にひときわ映えています。何本かに一本(*)は、すっぱいけれどもかぐわしい、ミニチュアの房をたくさん付けていて、もうすぐ食べ頃というところ。 リス達はオニグルミの実を集めるのに一生懸命です。まだ青い外皮の付いたクルミの実をくわて枝を渡り、木の又や幹の割れ目に押し込んで隠します。冬までとっておくのでしょう。 朝のうち、森を歩くとあちこちから物音が聞こえます。ものをかじる音、互いに鳴き交わす声、きつつきの木をたたく音や、小鳥が枝を渡る音も混じって陽気ににぎやかです。秋の森は冬にそなえてみんな大忙しなのです。じゃましないように注意深く歩けば、夏には会えなかったいろんな生きものに出会えるいい機会でもあります。 光もやわらかくなって、木の葉や草の実がはっとするくらい美しかったり。運が良ければ色や形が様々のきのこたちにも出会えます。 私は、芽吹きの春の森と同じくらい秋の森が好きです。皆さんも歩いてみませんか?秋の森。 (*)ヤマブドウには、なぜか実を付ける木と付けない木がある) |
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●関西クラフトフェスタ(1988年に開催されました) |
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| 去る9月17日(土)18日(日)大阪は交野市(かたのし)市民レクレーションスポーツセンターで開かれ関西クラフトフェスタに参加しました。 会場には、各地から集まった「ものつくり」が木工、陶芸、織物、ガラスなど、思い思いに並べて、お祭りムードを盛り上げます。 ぬいぐるみは、やまね工房だけでしたが、会期中たいへんな人気で、大好評をいただきました。 以下は、事務局パンフレットより抜粋。 ・自然との共存『ものを作る、こころを創る』 主旨 人間は地球を疲れさせすぎた。有限を無限の時の中で育もう。クラフトフェスタは加速度を増している時の中で、息を切らして疲れきっている生命の慰安と回復を願い、共に時の中を漂って行きたい。「自然の一部である人間」は道具を発明し、「もの」を作り使ってきた。そして今、素材と作り手と使い手が集い「手の仕事を通じて生命に触れよう」と企画されたものです。 |
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●秋深き隣は何をする人ぞ 芭蕉 日増しに秋の深まりを感じるこの頃、みなさまいかがお過ごしでしょうか? 山は実りの季節を迎え、木の実やきのこといった山の幸が、楽しみですね。迎える厳しい冬に備えて、山の住人たちも食糧確保に忙しそう。 夏にきれいな声を響かせていた鳥たちが、いつの間にか姿を消して寂しくなったな、と思う間もなく、そろそろ北からカモたちが還ってくるころです。 彼らの賑やかな声をどこへ聞きに行きましょうか? 不忍池、多摩川、相模川、etc. あなたの町では、どこで会えますか? よかったら今度、一緒に出かけてみませんか? |
![]() ※文中のデータなどは、発行当時のものです。 絵・文 片山文恵・落合けいこ 編集 片山文恵 |
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