●1988.11.30 やまね工房通信 No.12
  「もずが枯れ木で鳴いている」といった秋の風景も、いよいよ本格的な冬へとバトンタッチ。
  木枯らしが木々の葉を吹き飛ばし、はだかの樹木も寒そうですね。
  この季節、「寒い、寒い」と言ってばかりではありませんか?
  思い切って、野外に出かけてみるのもよいのでは?

  雑木林の木の葉のかげや樹皮にも、気をつけて見ると、虫たちの息づかいが聞こえてきます。
  遠い北の国から、あなたの町にも鳥たちが飛んできて羽を休めていることでしょう。
  まるで死んでしまったかのように静かな森でも、木々は早くも来春に備えて、芽をつけているのです。

  ちょっと寒いけれど、星を見るのにもよい季節ですね。
  くれぐれもカゼなどひかないように気をつけて、寒さの冬を楽しみましょう。

 早朝、AM 3:15 頃、犬のほえ声で目がさめた。
 「ふく」が逃げたもよう。
 外を回ったが見あたらない!
 「ふーく」呼んだら、ほえ声が大きくなった。
 ナント、裏庭にいたのだ。ちょっともどってはブロック塀にほえついている。くさりをつけたままで・・・・。
 そして、ブロックの穴にはまってのはタヌキだった。

※後日談
 もちろん、タヌキは犬を引き離した一瞬のスキに、すぐ逃げてしまいました。
 夜中に、ときどき犬がほえるのは、タヌキがウチの柿を食べに来ているのかもしれません。
 そういえば、夏にトウモロコシを食べたのも、タヌキだったのでしょう。疑いをかけられたいたハクビシンは、無実の罪をきせられていたのでした。



※文中のデータなどは、発行当時のものです。

絵・文 片山文恵・落合けいこ
編集 片山文恵