●1988.3.31 やまね工房通信 Vol.2 No.5
 ほかほかと暖かな陽気に誘われ、でかてみましょうか。

 ザックにいれるのは、お弁当、地図、水筒、双眼鏡もあると便利です。ビニール袋も忘れずに持っていきましょう。
 何に使うのか、ですって?ゴミを入れて持ち帰るのですよ。勿論、それ以外にもいろいろと便利な使い道がありますけれど。

 ハイキングに行って、ゴミの山にうんざりした経験はありませんか?
 所によっては、ゴミの持ち帰り運動といって、ゴミ箱を置かずにゴミの持ち帰りを促しています。

 美しい自然、また来る日のために、次に来る人のために、汚したくないものですね。

反すうと擬反すう

 反すうとは、一度食べて胃に入った食物を口に吐き戻して、もう一度ゆっくりと噛んで飲み込むことをいう。ウシ科やシカ科などの草食獣が行う。
 牧場などで、ウシがくちゃくちゃと口を動かし続けているのを見たことがあるでしょう?よだれをだらだらと流しているのは、反すうをしているためでもあるのです。

 一方、うさぎは自分の腸から排せつされる柔らかいフン(ころっとしたフンとは別のもの)を排せつするそばから肛門に口を近づけて食べる。
 このように、一度消化管に入ったものをもう一度食べることから、反すうに似た行動として、擬反すうといわれる。
 
 なお、うさぎのフンには、腸内細菌によってつくられるビタミンB類とタンパク質含まれ、うさぎの生活に欠かせないものである。このフンを食べさせないようにしておくと、やがてうさぎは死んでしまう。

●5号の「日本の野生シリーズ」で取り上げたうさぎが擬反すうする動物って、知ってました?


※文中のデータなどは、当時のものです。

絵・文 片山文恵・落合けいこ
編集 片山文恵