●1989.06.20 やまね工房通信 No.18
 夏です!
 海や山へ楽しい計画はもうたてましたか。
 海辺の潮だまりには、意外とたくさんの生きものがいてビックリさせられます。
 山では、高山植物が咲きみだれ、お花畑が登山者を迎えてくれます。
 暑さにめげて、クーラーのきいた部屋の中に閉じこもっていたのでは、もったいない。
 お日さまの下、太陽エネルギーを思う存分吸収しましよう。

 梅雨空を見上げて、「あー今日も雨か」とため息のでる季節。
 この梅雨、太平洋高気圧とオホーツク海高気圧の勢力争いで起きるとか。このふたつの高気圧が日本列島付近でぶつかり合い、前線ができて停滞する。これが梅雨前線。で、この梅雨前線停滞中は低気圧が前線上を東へ通過していくために、北海道を除いて全国的に雨が多く、ぐずついた天気となる。

 とまあ、日本列島をはさんで猛烈なおしくらまんじゅうが展開される。オホーツク海高気圧が優勢だと、梅雨の中休みといわれる好天となるが、長続きしない。7月には太平洋高気圧が勢力を増し、前線が陸上にかかり、梅雨末期の豪雨をもたらす。

 そして、梅雨明け。
 とかく嫌がられるこの雨も農作物にとっては、恵みの雨、なくてはならないものだ。
 一方で、災害をもたらすことも多い。
 降っても降らなくても話題となる雨である。せいぜい天気予報に注意して、気を付けたいもの。

●日本の野生シリーズ ひみず

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●工房ニュース

 フェイジョアの木につくられたヒヨドリの巣。4個の卵はかえって一週間のあいだに何者かにさらわれてしまった。親鳥は騒いでいたらしいけれど、ちょうど留守にしていて助けられなかった。
 たぶん、アオダイショウ(ヘビ)かノラネコが犯人。しかし、彼らも食べなければ生きてゆかれない。
 フクザツな心境です。
← ドクダミ(ドクダミ科)
   Houttuyhia cordata Thunb.
 ドクダミという名と臭いで、きらわれているけれど、すぐれた薬草で、花も葉も大変美しい。描いていておどりた。
絵・文 片山文恵・落合けいこ
編集 片山文恵