●1990.10.31 やまね工房通信 No.31
 四季があるというのはいいものだ。暑さ寒さでなんとなく区切りがつけらえたような気にさせてくれる。
 衣替えで、たんすの中身を入れ替えただけで気分一新さわやかなのだ。
 でも、それで安心してはいけない。
 季節が変わったからといって、何もかもがきれいに片付くわけではないのだから。
 と気を引き締めるのはいいけれど、季節のうつりかわりそのものは存分に楽しみたい。山は栗、アケビ、ぶどうなどたくさんの実りを生きものたちにプレゼント。渡り鳥も次々に顔をみせる。木々は華やかな衣替えで赤に黄に山を染め上げる。
 そして寒さが押し寄せる。みなさんお元気で。

●やまね工房オリジナルバンダナができました!

・北の森へようこそ

 春から夏 A:ベージュにこげ茶プリント
      B:オリーブグリーン白抜き
 秋から冬 C:チャコールグレー白抜き
      D:レンガ白抜き

 春から夏
 早春から夏にかけての北の森の風景。
 フクロウやリスやいろいろな生きものが隠れています。

 秋から冬
 秋からの冬の森の風景。
 ヒグマの親子や雪原の生きものなどいろいろいます。

 やまね工房オリジナルバンダナは現在も販売販売中。
 オンラインストアなどでお買い求めいただけます。
●皮肉なポスター

 最近、町で見かけた変なポスターがある。
 若い女性の写真の横に大きな字で『関係ないと思ってた』。一見、何のポスターなのかわからなかった。近づいてみると、科学技術庁の文字、小さな活字で10月26日は原子力の日、とある。さらに、快適な暮らしに欠かせないエネルギー、、、といった言葉が続く。

 製作した人は、原子力発電はあなたの暮らしと密接な関係があるんですよ、と言いたいのだろうが、私には違う意味にしかとれなかった。
 「原子力発電所に事故が起きたら、あなたも無関係ではいられないんですよ」
 『関係ないと思ってた』の前には、「原発事故は」という文字が抜けているとしか思えない。

 あなたは、どう思われますか?

●日本の野生シリーズ にほんざる

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●工房ニュース

 冷たい空気に、冬が近いことを感じる朝、モズがかん高い声でないています。工房のある熱海では、気候が暖かなため、美しい紅葉はみられませんが、植物たちは、みなそれなりに冬の準備をしています。
 それぞれの秋をしっかり楽しみたいですね。

絵・文 片山文恵・落合けいこ
編集 片山文恵