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| ●1993.06.15 やまね工房通信 No.47 | |
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| 若葉の季節になりました. 空にはツパメが飛び交い、地物はぐんぐん葉を伸ばす時です。 私達には、梅雨といううっとうしい時期ですが、木や草、それらの実りにとって、またその実りを生活のかてとする生き物たちにとっては大切な季節なのでしょうね。 |
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・ブラジル・サンパウロから (natal・ナタウ=クリスマスの夏の日) ここブラジルはカトリックの国。ファベーラ(貧民街)で暮らした経験のある、ある女性が「ナタウは、貧しさの中でイエスという『子供』が生まれたことに意味があるのだ」と語っていた言葉が、印象に残っています。 決して豊かとは言えない家庭の子供達を相手に働いていると、子供は「希望」だな、とふいに胸が熱くなる想いがします。キリスト教にはどうもなじめない私ですが「natal」という暑い夏の日をきっかけに、いつのどの世でも子供が希望でありつづけますように、と祈ったのでした。 下郷さとみ 昨年まで、やまね工房通信の製作をお願いしていた下郷さとみさんが、ボランティアとしてブラジル・サンパウロに渡ってから、はや十ケ月になろうとしています。この文はブラジルからの便りとして彼女が去年のクリスマスに書いてくれたものです。 今年の一月には受け取っていたのですが、通信の発行が大変遅れて、半年遅れになってしまいました。皆さん、下郷さんほんとにごめんなさい。 さて、下郷さんはすっかりブラジルの空気になじんでしまったようで、その後の便りでは六月ごろ一度帰国して、また秋からサンパウロにもどろうかと考えているようです。彼女のお話が聞けたら、またご紹介したいと思います。 |
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| ●日本の野生シリーズ めだか クリックすると新しいウインドウで開きます |
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| れんさい 第7回 ●ある春の日に 10年以上も前のこと。オホーツク海に面した小さな湖のほとりですごした、春の日々・・・・。 絵と文・落合けいこ |
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| 昔と違って、今ではマーケットに行きさえすれば、冬でもハウスもののきゆうりやトマトが食べられる。だから冬中ビタミン不足という事も無いけれど、人々は今も大地が与える「しゆん」の野の莱を毎年待ちわぴ、そして楽しむ。 この野菜はとても成長が早いから、人々が摘み採って味わっても、取り尽くされる前に固くて食べられなくなる。そんな野の野菜が食べられるのは「むろ」に蓄えられた去年の「畑の野菜」が底をつく頃であり、今年の野菜の作付けが始まるか、始まらないかの頃である。世の中、全くうまく出来ている。 野菜を採りに、谷地へ下りてゆく。昔、この辺りは今よりずっと谷地が多く、ほんの少しばかりの高台がある他は、ほとんどがじくじくとした湿地であったそうな。 人々はそれでも栄養素の少ない湿地の植物ばかりのこの土地に、牛馬を放牧したという。高台の良い場所は少ししか無くて、そういう所は住居や畑作に使うのだ。 今では、牧草の育つちゃんとした牧場に牛や馬達は放たれている。牧草が育たないばかりか、はまり込めば出られなくなる事もある危険な谷地に、家畜を放さねばならぬ事や滅多に無くなった。もっとも今日では開発技術のめぎましい「進歩」によって、どんな谷地でもたちどころに乾いた天地に変えてしまう事が出来るそうだが・・・・。 ・・・・つづく |
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●工房ニュース ![]() ☆熱海発 鳥たちが雛を育てる季節です。 毎年同じ−に見える鳥たちの顔ぶれですが、気をつけてみると、その種類も、例えば巣作りのしかたなんかも、年によって結構違っていたりします。 今年、空を飛んでいるツバメをなにげなくみていると、そのしっぽがなんと二つに分かれていません。はて?と思って調べてみたら、それはイワツバメでした。いつの間にか、ふつうのツバメよりたくさんいます。 子供のころ、このあたりのツバメは腰の赤いコシアカツパメぱかりだったのですが、しばらく前からぜんぜんみかけなくなりました。そのほかにも新顔がやってきたり、ぴっくりするようなところに巣をつくったり、鳥たちも案外たくましい生活者ですね。 ☆網走発 今年、網走では五月の連休に流氷が見られたそうです。二月のシーズンには、なかなか姿をみせてくれなかったのに、ときならぬ訪問です。おかげで観光のお客さんは大喜び。でも、ようやく芽をだした樹や草たちは、寒さに縮みあがったことでレよう。 けれども、そのあとの便りでは、少し遅れた桜もさいて、無事お花見をしたそうです。 |
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| 絵・文 落合けいこ 編集 落合けいこ |