![]() ![]() |
|
| ●1995.03.10 やまね工房通信 No.58 | |
![]() |
|
| ●春はもうすぐそこまで・・・・ 暖冬傾向にあるとは言いながらも、1、2月の寒さは阪神大震災の被災者の方々には、大変厳しいのが現状だった事と思われます。 それでも3月と聞けば、暗く辛いイメージの冬に別れを告げ、気持ちの上だけでも、明るく前向きになれるのではないでしょうか・・・・。 被災地の方々に、早く本来の春が来ることを願いつつ、このスタイル最後の通信をお届けしたいと思います。 |
|
|
|
|
| ●日本の野生シリーズ トキ(ニッポニア ニッポン) クリックすると新しいウインドウで開きます |
|
| れんさい 第17回 ●ある春の日に 10年以上も前のこと。オホーツク海に面した小さな湖のほとりですごした、春の日々・・・・。 絵と文・落合けいこ |
|
| 谷地を出ようとする時、ふと時間が止まってしまったような錯覚をおぼえた。だいたいここに来てから、時々時間が止まる。たとえば、天気の良い昼下がり「トーフツ湖」に面したベンチに腰かけて、太陽を浴び、ぼんやりと湖をながめたりしていると、ほんの1分しかたっていないのに、何億年も前からそこに座っているような気がしたり。 後ろに時折が車が通る舗装道路をしょっていても、道路わきの谷地に立って、チョロチョロと流れる水を見ていると、時間に取り残されたような気がしたりする。 |
![]() |
|
ずい分前には、まだ切り刻まれることのなかった大地を踏んで彼方からやって来た「開拓者」なる人々に「野菜たち」は詰まれていったのだろう。そして、もっと昔にはアイヌの人々に摘まれた。そして、もっともっと昔も、人は春になるとここで野菜を摘んだのに違いない。 |
|
|
|
|
| 絵・文 高橋るり 落合けいこ 編集 高橋るり |
|